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第二号
<特集・叫びを翻訳すること>
2017年2月20日発売

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『文鯨』は、「あたらしい言葉とは何か」を探求することをテーマにした雑誌です。

言葉の意味、その自己増殖に歯止めをかけられない程の状態が続いています。個々人を捕らえ、自我をも飲み込むような制度と時代の波―しかもそれ自体が無残に忘れ去られ、照準を資本へ宇宙へ「みんな」の利益へ飛躍させる健康な教育は、迫りくる波から目を逸らすよう誘導している―に、私たちは為す術もないのでしょうか。答えは、否であると、私たちは考えます。いかにして私たちは「わたし」の言葉を闇雲にでも探すことができるのでしょうか。言葉を考えることは、確固な意志を持って地に立つことでもあります。換言すれば、それは一つの創造であり、抵抗でもあります。

私たちはそれぞれの人間の活動を、なにか「枠」のようなものに当てはめて思考を狭めることに疑問を感じています。これらが作る断絶は、ある種の思考の停止も招きかねません。確かに地に立つために、多様な活動に溢れる世の中で、あらゆる境界を乗り越えつなぎ直す言葉を探すことには大きな意味があるのではないでしょうか。私たちは、さまざまな分野で活動する人々がそれぞれの文脈で思考することを、敢えて一つの雑誌という形にして世の中へと送り出します。さまざまなメディアを通じた表現のひとつひとつを、別のものとして考えバラバラに捉えるのではなく、領域を超えた思考を試みます。

何もこれは、特定の<あたらしい言葉>という唯一無二の真実を求めるものではありません。私たちはこの『文鯨』という雑誌自体が、ひとつひとつの裂け目をつなぎ合わせる一つの実験場になることを望んでいます。

最新号

2017年・春

「文鯨 第二号」

定価:800円(+税) 判型:H212×W140 B5変形判 ページ数:132 ISBN:978-4-9908995-0-9

目次

  • ●カラーグラビア
  • 【写真】 嶌村吉祥丸 between
  • 【批評】 楠田ひかり 断片から衣服をたどって―suzuki takayuki marriage―
  • 【詩】 城李門 葉月あるいは明くる日のこと
  • <特集・叫びを翻訳すること>
  • 【作品】 山本浩貴+h 草のあいだから
  • 【作品】 水沢なお 墨流し
  • 【作品】 吉田アミ Voices
  • 【批評】 柳澤田実 死のない生活
  • 【批評】 石川初/伊藤隼平 ささやかれたランドスケープ
  • 【随筆】 上田由至 プロレタリアと分裂症
  • 【批評】 三浦翔 わたしはどこから見ている―抜け落ちた足元に目を向けよ―
  • 【批評】 荻野洋一 被害者とは誰か?
  • 【批評】 渡部純 <さけび>が<語り>にかわるとき
  • リレーエッセイ「言のはざまを泳ぐ」
  • 丹治史彦
2017年2月20日発売

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既刊本

2016年・春

「文鯨 創刊号」

定価:750円(+税) 判型:H212×W140 B5変形判 ページ数:84

目次

  • 【作品】 文月悠光 息を引き取る
  • 【作品】 高柳克弘 いわた
  • 【作品】 ナカムラクニオ 断片小説
  • 【作品】 城李門 発信履歴・一 <緑へ通信できるか>
  • 【作品】 岩渕貞太 Don’t think. Feel! いや、考えろ、自分の身体とともに!
  • 【作品】 田島ハルコ ラブの濁流
  • 【批評】 井上雅人 服の声を聴く
  • 【詩】 石津那帆 晩翠のための詩/芽生える夜に
  • 【劇評】 三浦翔 無名な者たちの言葉 地点『スポーツ劇』
  • リレーエッセイ「言のはざまを泳ぐ」
  • 島田潤一郎(夏葉社)
  • 【小説】 伊藤隼平 落ちてから
2016年5月1日発売

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